両宿の祭頭（さいどう）

場所：

茨城県　行方市（旧行方郡北浦町）　両宿　愛宕神社〜東宮神社

写真説明：

２００３年の祭頭、出発する提灯行列を遠望。

年中行事：

• ２月１５日 17:00-20:00 ：両宿の祭頭（東宮神社例祭？）

紹介：

子供による素朴な祭頭囃子と提灯行列が行われている。鹿島神宮の提灯祭の影響が濃厚な行事らしい。愛宕神社、東宮神社、区長宅、議員宅、地元の旧家宅などでは、子供によるひょっとこ踊りが披露される。夕刻の提灯行列は幻想的である。

参考文献：

• （茨城民俗学会編「国鉄鹿島線沿線の民俗」に記述があるらしい）

開催履歴：

• ２００３年２月１５日 16:00-20:00 頃
  • １７時前に愛宕神社近くの小祠（名称不詳）前に集合して、提灯準備、ひょっとこ踊りの指導。１７時半に竹につけた提灯にろうそくをともし、集落西端の愛宕社へ出発、以後、集落東端の東宮社、区長宅・議員宅など、子供たちが提灯と太鼓を持って回る。要所々々ではおにぎりやお菓子などが配られる。太鼓の音を聞きつけてか、東宮社では急な山の上の狭い境内に地元の方々５０人以上が集まっていた。
• ２００２年２月１５日 16:30-17:00（？）
  • （石岡と土浦の山車制作者の方より現地調査に関する私信を戴いた。

高橋メモ：

資料では東宮神社の例祭とある。現地で確認しそこねたが、実際東宮社では御幣が立てられ注連縄が新調されていた。

編集担当者：

高橋 takahashi@tradevents.org

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