筑波山神社御座替(おざがわり)祭
- 場所:
茨城県 つくば市(旧筑波町) 筑波 筑波山神社とその周辺
- 問合先:
- 0298-66-0502(筑波山神社)
- 写真説明:
1997年11月1日(土)15時過ぎ撮影。大御輿、山御輿が行列をなして坂を上がってくる。
- 年中行事:
- 4月1日:例祭(春季御座替祭)
- 11月1日:例祭(秋季御座替祭)
- 紹介:
山頂社と里宮との御神体を交換する特殊な神事で、御輿が山を往復することで知られる。その由来にはいろいろな伝承が存在している。行事の内容にも変遷があったようだが、最近では、朝8時頃筑波山神社拝殿を出発。大御輿は一の鳥居の仮宮へ下り、山御輿はケーブルカーで山頂へ。山御輿は、男体山で、社殿に納めれらている御神衣を御輿の中のものと交換する神事。女体山で同様の神事を行い、11時頃には下山を開始、14時頃には仮宮まで下る。15時頃仮宮で神事のあと、2基の御輿は1時間程かけて筑波山神社拝殿まで登る。16時前に御神橋を渡って宮入り。詳細レポートあり。詳細スケジュールは下記の資料参照。かつては御旅所は現仮宮そばの六所神社であったが、失われた。蚕影神社の項参照。
- 開催履歴:
- 例年上記日程で行われています。
- 2003年11月1日(土)
- 宮入は若干遅れて16時20分ころ。観光客でにぎわっていた。
- 資料:
御座替祭のタイムスケジュール(「古代筑波の謎」より)
- 7:00 当番丁の昇殿参拝、大神輿が出御して、六丁目の仮宮へ(一の鳥居の脇)。
- 7:30 神御衣(かんみそ)行列が徒歩で山頂へ出発。
- 8:20 小神輿が山頂へ上がる。
- 10:30 神社本庁の献幣使を迎え、拝殿で例祭執行。
- 山頂では神御衣が取り替えられ奉幣の儀が行われる。小神輿に前回の神御衣が収められ、山を下り始める。
- 14:00 仮宮にて神御衣が小神輿から大神輿に移され、出立祭、大行列の出発となる。
- 拝殿につき、還御祭。
- 参考ページ:
- つくば市ホームページ(年越祭、がま祭り、御座替り)
- GYA(2000年秋日程)
- 茨城県庁
- 「もの知りいばらき」に詳細情報があります。地図あり。
- 「漫遊空間いばらき」
- 参考文献:
- 矢作幸雄著「古代筑波の謎」
- 筑波山神社信仰に関する研究書ですが、御座替祭に関する説明もあります。
- 常陽リビング,10/10,1997. (秋の御座替り祭)
- 茨城県観光協会,いばらきイベントガイド,1996秋季号(1996年土浦駅観光案内にて入手)
- ガイドブックいばらき(御座替祭、ガマ祭り)
- ’95るるぶ茨城
- つくばの歴史と文化財を訪ねて
- ささ日本百名祭へ−関東版−(御座替り)
- 茨城の神輿(御座替りに関する詳細説明)
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