上大角豆(ささぎ)の天神社
- 場所:
茨城県 つくば市(旧桜村) 大角豆(ささぎ) (上大角豆)
機械技術研究所裏の集落の東、上大角豆研修センターおよび公園の脇
- 写真説明:
1997年9月28日(日)、例祭の献穀行列と囃子が鳥居をくぐる。なお2003年からは太鼓は簡易山車に乗せて曳いている。
- 年中行事:
- 9月25日に近い日曜日[註] 11:00-13:00:例祭
- 註:
旧暦8月25日がもともとの例祭日である。
- 紹介:
11時前に神社脇の研修センターに集合してさんぎり、車で当番の家へ移る。献穀の行列は12時に当番の家を出て神社へ、この際に大杉囃子(子供囃子) (u-law,170KB) が奏される。12時半頃には神社に到着してさんぎりのあと、玉串奉奠などの神事。
- 資料:
当地の大杉囃子は、以下の通り。
- 大太鼓1(二人で担ぐ)、締太鼓2、つづみ2、篠笛(六笨)1〜2。
曲目は、
- 「さんぎり」 :行列出発、終了時。太鼓のみ。
- 「大杉囃子」 :当番の家を出るまで。境内で演奏することも。
- 「八車(やぐるま)」 :道中囃子
- 「(八車)吹っ込み」 :境内に入って
- 「吹っ返し(打ち返し)」:(同上)
- 公民館の壁に貼ってあったものですが、ちょっと見えないかな。この楽譜に従って、子供達が前日まで練習をしています。
- 参考文献:
- 神社境内の石碑(1984年建立)
- 桜村歴史散歩
- 開催履歴:
- 2020年9月
- (27日(日)には行われなかったようである。幟もなし、注連縄は最近新調の模様。11:30頃現地確認。)
- 2018年9月
- (23日(日)には行われなかったようである。)
- 2017年9月24日
- 10:30に公民館を出発、集落内を巡って、11:00前には神社に到着、その後神事。
- 2007年9月
- (24日(日)には行われなかった.幟の竿は出ていたので,26日か.)
- 2005年9月25日(日)11:50-12:30
- 12時直前に集落センターでさんぎりを打ち、出発、集落内を一周して神社に戻った。
- 昨年より、集落センターからの出発に変更された模様。また、開催合図の信号雷は上げられていないようである。
- 2004年
- (例祭は未見、献穀行列の出発は集落センターからであったらしい(2005年に確認))
- 2004年8月13日(金)
- 藁蛇は17時半頃終了した模様。
- 2003年9月28日(日)12:00-12:30
- 太鼓はかつがず、新しく作られた簡易な山車に乗せられていた。
- なお祭礼準備は前日から行われ、幟が上げられていた。
- 2003年8月13日(水)15:30-18:00
- 藁蛇が集落内を回った。なお藁蛇つくりは午前中。
- 2002年9月22日(日)
- 11時に信号雷が上がり、公民館で囃子を練習、その後当番の家へ移動。
- 12時前に信号雷。12時に当番の家でさんぎりを打って献穀行列が出発、
- 12時20分には神社に到着しさんぎりを打って終了
- その後直会、15時に信号雷が上がって終了。
- 2001年9月24日(祝、月曜)
- 12時に信号雷、献穀行列が当番の家を出発、12時20頃に神社に到着。
- その後神事が13時過ぎまで続き、直会は15時頃まで。
- (日程が一日動いた模様)
- なお旗立ては前日の昼前頃。
- 2000年9月24日(日曜)
- 準備・囃子練習は11時前より始まる。その後当番の家に移動し、
- 12時丁度の信号雷とともにさんぎりを打って献穀行列が出発、
- 12時半前には神社に到着し、さんぎりを打って終了、
- その後、子供達は帰り、神事。
- 献穀行列の最中は近所の人達30人ほどの人出でにぎにぎしい。
- なお、開催を知らせる信号雷は早朝より頻繁に上げられます。
- 1999年9月26日(日曜、旧8月17日)
- 1998年
- (未確認)
- 1997年9月28日(日曜、旧8月27日)
- 開催。並木小学校PTAの見学会があった。(現地確認)
- (前日、準備中のところを訪問、地元の方に例年の日程等を確認しました。)
- (1996年10月7日(月曜、旧8月25日))
- (訪問、例祭は数日前に行われた跡であった。)
- 高橋メモ:
上大角豆では盆綱が現在でも行われているという。2002年には並木小学校の見学もあったとのこと。例年8月13日の午前中に竜の形の盆綱を製作し、15時頃から集落を回る。(以上、2002年9月の天神祭礼で現地の方にお話を伺った)
- 編集担当者:
高橋 takahashi@tradevents.org
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