六斗（ろくと）のひょっとこ

場所：

茨城県　つくば市（旧茎崎町）　六斗

森の里の北にあたる地域

写真説明：

２０００年７月１６日、小茎の祇園で曳かれる六斗ひょっとこ屋台。

年中行事：

• ７月第３日曜：若栗の祇園祭
• ７月２３日（推定）：高崎の祇園
• 旧６月１５日：小茎の祇園祭
• ほか。

紹介：

明治時代に集落の駐在により深川流江戸囃子を移植したと伝えられる、ひょっとこ囃子。周辺では同様な囃子が真瀬や高崎などいくつかあったが、戦後にここだけ残った。かつては牛久など演奏活動範囲も広く、近年では、土浦の囃子に大きな影響を与えている。一時衰退した時期もあったが、神田流江戸囃子を習いなおして存続している。楽器は、大胴、締太鼓、笛、鉦。現在では大拍子も使われている。

参考ページ：

• 茎崎町ホームページ
  • 高崎の祇園、小茎の祇園で披露がある、と記載。
  • また歳時記には、８月にも披露、とある。
• 土浦と石岡の山車
  • 土浦には六斗囃子から習った囃子連がいくつかあり、解説されている。
  • これらの囃子連の演奏サウンドもある。
• 土浦・つくば・牛久業務核都市
  • ８月、と記載。

参考文献：

• 茨城の民俗芸能
  • 歴史が詳細に記述されています。
• 茨城県の民俗芸能
• 茎崎町史
• 茨城県万能地図（場所の情報のみ）

開催履歴：

• ２００３年現在、小茎、高崎、若栗の祇園には毎回出演しているようです。
• ２００１年９月３０日（日）：茎崎ひまわりまつり
• ２０００年７月２３日（日）：高崎の祇園まつり
• ２０００年７月１６日（日）：小茎の祇園まつり
• １９９９年７月２４日（土）〜２５日（日）：祇園祭り（「土浦と石岡の山車」制作者の方より私信・伝言情報とのこと）
  • （ただし当日いつごろやっていたのか不明（やっているところを発見できなかった））

資料：

「茨城の民俗芸能」によると、六斗のひょっとこの由来はおおよそ以下の通り。

• 地芝居の要素を含むひょっとこ。
• 谷田部の真瀬から明治３２年に伝わったもの。
• ちなみに真瀬のひょっとこは明治初期に千葉県木間ヶ瀬から伝わったものである。

編集担当者：

高橋 takahashi@tradevents.org

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