白井（しらい）座の人形浄瑠璃

場所：

茨城県　桜川市（旧真壁郡真壁町）

写真説明：

２００５年３月の第２回公演、会場は満員で立ち席も出た。

年中行事：

• ３月１５日前後の日曜（推定）：公演、おさらい会

紹介：

江戸時代、茨城県内に各地に点在していた人形浄瑠璃のうち、真壁の白井座は代表的なものの一つであった。旧８月１５日の風祭りで演じられたほか他町へ出張公演が多かったという。大正時代に廃絶したが、残されていた人形を利用して古い伝統の復活をめざし、阿波の浄瑠璃を手本に練習しており、２００３年から披露している。

開催履歴：

• ２００８年３月１６日（日）11:00(開場10:00)〜14:00：第１回子ども民俗芸能交流会にて公演
• ２００７年３月１８日（日）12:30-：第４回公演
• ２００６年３月１２日（日）12:30-：第３回公演（13:30開演、15:00頃まで）
  • 演目は、「壷坂観音霊験記」と、子供達による「二人三番叟」
  • 桜川市役所（旧大和村役場）向かいのシトラスにて。ホールは満員となった。
• ２００５年１２月１１日（日）12:30-：第３回素浄瑠璃の会
  • 真壁福祉センターの和室にて。人形を用いない素浄瑠璃で行う。
  • 演目は、「傾城阿波の鳴門」「仮名手本忠臣蔵」およびオリジナルの作品。真壁小学校の子供達も参加。
  • 問い合わせは、桜川市歴史民俗資料館まで。
• ２００５年３月１３日（日）10:30, 13:30：第２回公演「傾城阿波の鳴門」「二人三番叟」
  • 真壁町総合福祉センターにて。
  • 子供達による二人三番叟も上演された。観客２００人ほどの大盛況。
• ２００４年３月１４日（日）12:30- ：第１回公演「傾城阿波の鳴門」
  • 真壁町総合福祉センターにて。
• ２００３年１０月
  • 西塩子の回り舞台で上演。
• ２００３年３月１６日（日）：おさらい会
  • ８４年ぶりの復活公演。

参考ページ：

• 白井座（公式） http://www.geocities.jp/makabeshiraiza/
  • 白井座の紹介、上演履歴、再興の経緯など、詳細。
• 東京新聞「伝統芸能・名流」２００３年３月２２日付 http://www.tokyo-np.co.jp/
  • 復活に関する詳細な記事があります。写真あり。
• 真壁町商工会 http://www.makabe.or.jp/
  • おさらい会の写真多数。
• 真壁町
  • 「白井座の人形芝居資料」として町指定無形民俗文化財。
• 他インターネット上で参照できる報道多数。

参考文献：

• 常陽リビング,12/3,2005.
  • 詳細な案内が出た。
• 秋山・水庭：茨城の人形芝居，崙書房，１９８５．
• 現地ポスター（２００４年２月）
• ２００４年３月７日付け朝日新聞茨城版
  • 復活から公演に至る詳細な紹介記事がある。

編集担当者：

高橋 takahashi@tradevents.org

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