手代木(てしろぎ)の大鷲(おおわし)神社
- 場所:
茨城県 つくば市(旧谷田部町) 手代木(てしろぎ) 大鷲(おおわし)神社
- 写真説明:
2003年の立花。山車が立花の下をくぐりぬける。 なお2012年現在、山車は新調されている。
- 年中行事:
- 9月13日:立花
- 11月初酉:例祭
- 紹介:
立花は、滝のように火花が流れ落ちる壮麗な筒花火。集落のはずれの公民館から繰り出された山車がこの立花の下をくぐりぬけます。手代木集落は戦国時代に佐竹に破れた小田方が逃れて住んだ土地と言われ、この行事自体も由来は不詳ですが江戸末期にはすでに行われていたようです。
- 参考ページ:
- つくば市ホームページ(記述はなし)
- 参考文献:
- 集落の由来等は、地元の方に御教示戴きました。
- Guide of Tsukuba(1987)(立花の記述のみ)
- 谷田部の歴史(立花に関しては、執筆当時中断していた模様)
- 開催履歴:
- 2012年9月13日(木)
- 19時の花火と同時に出発と思われる。19:40頃に宮入。山車は屋根のついたものに新調されていた(数年前からと思われる)。花火師によると思われる花火はその後も断続的に打ち上げられていた。露店が数店。
- 2007年9月13日(木)
- 12時と17時に信号雷を確認.開始時刻は不明,19:20 頃には宮入し終了した模様.
- 2005年9月13日(火)
- 朝より頻繁に信号雷が上がっていたので、行われた模様。19時頃には花火も上がった。
- 2003年9月13日(土)
- 19:00 集落はずれの公民館より山車(当地では「みこし」とも呼ぶ)が出発、
- 19:40 頃神社に到着、花火の下をくぐって社殿着。露店10軒ほど。
- 囃子は、出発と到着で「大杉囃子」、神社への繰り込みで「馬鹿」、それ以外では「ミンバ」。砂切は省略。
- 2000年9月13日(水)
- 19:00 の信号雷で集落の外れより山車出発、集落を横断して、
- 19:30 頃鷲神社に繰り込んだ。露店は5軒。
- 1999年11月5日(初酉)
- 夕刻近所を通過。幟等は確認しなかったが、少なくとも大きな祭礼の気配なし。
- 1999年9月13日
- (遠花火が聞こえたので、たぶんやってたのでしょう)
- 1996年9月13日
- 行ってきました。立花は19時過ぎより30分ほど。露店4件。
- 資料:
当地の囃子について。
現在では大太鼓と締太鼓の二人だけで行われている。かつては笛もあったが、昭和30年代頃にすたれたという。曲目は、馬鹿、ミンバ、大杉(五人囃子)、サンギリ、など。山車の進行につれて曲目が変わる。
- 出発時 :(サンギリ?)
- (流し) :馬鹿?
- 辻を曲がる(1カ所):大杉
- (流し) :ミンバ(u-law,320KB)
- 境内に入る :馬鹿(u-law,330KB)
- 社殿前 :大杉(u-law,360KB)、サンギリ
以上、2000年の立花で囃子方の方に御教示戴いた。
- 高橋メモ:
山車が花火を先導にして進む繰り込みがある点、囃子の曲目にミンバが含まれている点など、花火芸能であるという以上に伊奈の綱火との類似性を強く感ずる。
- 編集担当者:
高橋 takahashi@tradevents.org
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