事八日（ことようか）の大わらじ

場所：

茨城県　桜川市（旧真壁郡真壁町）　桜井五味田

写真説明：

１９９８年２月８日撮影。思った程大きくはないが、やはり異様。

年中行事：

• ２月８日：事八日　※大わらじ行事は現在中断している模様。

紹介：

２月８日と１２月８日の事八日は魔物が跳梁する日とされているが、真壁の五味田地区では集落の入り口数カ所に長さ１．３メートルの大わらじを掛けて魔除けとする。

追記：2018年より中断している模様です。

高橋メモ：

笹神習俗とも言われ家の前などに目籠などの魔よけを掲げる風習は北関東には広く見られる。（真壁・協和周辺の事八日風俗は2004年に県の無形民俗文化財指定を受けたと聞いているが、確認中）。

参考ページ：

• 真壁町
  • ヨウカマツリの記事があり、当地区の行事も紹介されている。

参考文献：

• 真壁町カレンダー２００４年編
• 真壁町歴史民俗資料館編：真壁町の歳時記，平成３年．
• 茨城の年中行事

高橋メモ：

わらじの真ん中に見える細長い物はお札。「奉修般若十六善神守護祈攸」とある。

編集担当者：

高橋 takahashi@tradevents.org

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