楽法寺(雨引観音)
- 場所:
茨城県 桜川市(旧真壁郡大和村) 本木雨引
- 写真説明:
1997年4月6日マダラ鬼神祭にて(金堂から矢を射ている)。
- 年中行事:
- 1月1日(0:00-17:00 毎時丁度):元朝大護摩供養
- 4月第2日曜(11:00-12:00)(推定)[註]:マダラ鬼神祭
- 11月中:七五三祈願祭
- 11月23日(11:00-):お焚き上げ
- 12月31日:除夜大祭
- 紹介:
壮大な伽藍を持つ格式の高い寺で、現在でも参拝客が多い。桜が多数(300本?)あり、阪東吉野と称している。
マダラ鬼神祭は、マダラ鬼神達が護摩木の回りで踊る奇祭(関東三大奇祭)。補陀落浄土の守護神である摩多羅鬼神が1472年の兵火で焼け落ちた伽藍を7日で再建した故事に由来すると言う。(寺伝では、1474年に真壁氏により再建、とある。どちらが史実に近い?)
三が日は甘酒がふるまわれる。初詣は5万人(プレステンの正月特集より)。
- 註:
マダラ鬼神祭の日程はこれまで頻繁に変更されている.行事次第も小変更が頻繁にある.
- 1952年に始まった(4月第1日曜の開催だった模様).
- 1980年代に入って,お焚き上げが盛大に行われようになった。
- 1991年より1996年まで中断.
- 1997年に再開.
- 1998年に11月3日に日程変更.春は雨に祟られることが多く、中止や規模縮小が相次いだため。
- 2001年より2007年まで中断.
- 2008年に再開.日程は4月初旬に戻された.
- 開催履歴:
- 2008年4月13日(日)11:00 :マダラ鬼神祭
- 8年ぶりの復活.問合先:http://www.amabiki.or.jp/
- (常陽リビング記事より)
- 2001年〜2007年:(開催されず)
- (常陽リビング2008年の記事より)
- 2000年11月3日(金、祝):マダラ鬼神祭(県庁ページより)
- 1999年11月3日(水、祝):マダラ鬼神祭(県庁ページより)
- 1999年4月4日(日):開帳大護摩供(県庁ページより)
- 1998年11月3日 11:00-12:00
- 11時にセンター雨引を行列が出発、鬼神、眷属、稚児、導師と続く
- 本堂前の護摩段にて鬼神、眷属整列、導師の読経、赤城衆議院議員による願文奉読
- 護摩段に点火され、加持投木
- 般若心経とともに鬼神・眷属の舞、続いて松明を持っての舞
- 本堂に移動、本堂より49本の矢を射る
- 続いて持ちまきが行われ、行事が終わる
- 七五三の時期でもあり、着飾った親子連れが多い。
- 11時にセンター雨引を行列が出発、鬼神、眷属、稚児、導師と続く
- 1997年4月6日 11:00- 、雨天のため護摩供養はなかった。
- 参考ページ:
- 雨引山楽法寺 http://www.amabiki.or.jp/ (行事日程等詳細)
- GYA(2000年マダラ鬼神祭日程)
- 茨城県庁「漫遊空間いばらき」(2000年マダラ鬼神祭)
- 茨城県庁ウェブページ
- 「もの知りいばらき」に詳細情報があります。地図あり。
- 「漫遊空間いばらき」(1999年マダラ鬼神祭日程)
- 「漫遊空間いばらき」(開帳大護摩供、第1日曜)
- 神奈川県大和市 http://www.city.yamato.kanagawa.jp/
- 「まほろば連邦」(全国「大和」の紹介)より「まほろばトピックス Vol.3」に、行事復活の記事
- 茨城県庁ウェブページ「いばらきの祭り」
- GYA(2001年4月5日〜20日の桜まつり)
- 参考文献:
- 常陽リビング,4/5,2008.(詳細日程)
- 内容のほか,中断・復活の経緯が詳しい.「多くの参拝客でにぎわう北関東随一の大祭として京都広隆寺の魔多羅祭と並び評されたが、駐車場や馬が確保できないなどの理由で1991年に中止。地元住民の熱望で97年に復活し2000年まで続いたが、再び中断していた。『05年に3町村合併で新市となり、復活を願う市民らの声が高まりました。この祭が地域活性化につながれば』と同寺。」
- プレステン,8/12,2000. (七五三特集)
- プレステン,8/14,1999.(七五三特集、10/10.11:00 大般若転読祭、11/3,11:00 マダラ鬼神祭、11/23,11:00 お焚き上げ)
- プレステン,8/15,1998.(七五三特集、10/10,11:00 大般若転読、11/3,11:00 マダラ鬼神祭り、11/23,11:00 お焚き上げ)
- 朝日新聞1998年2月9日付け、茨城版(マダラ鬼神祭日程変更の記事)
- これまでは4月第1日曜に行われていたが雨に祟られることが多く、中止や規模縮小が相次いだため、日程変更された由。
- プレステン,1/1,1998. (初詣特集)
- 朝日新聞1997年11月26日付け、茨城版(お焚き上げの事後報道、日程情報なし)
- 朝日新聞1997年4月3日付け、茨城版(マダラ鬼神祭再開の記事)
- マダラ鬼神祭は1952年から始まり1990年まで続いた、その後6年の休止期間があり、1997年に再開された、とのこと。
- (お焚き上げも(盛大に行われるのは)15年程前の再開らしい。)
- ささ日本百名祭へ−関東版−(マダラ鬼神祭)
- 祭礼行事・茨城県(マダラ鬼神祭)
- ガイドブックいばらき(マダラ鬼神祭)
- 茨城の民俗芸能(マダラ鬼神祭)
- 茨城242社寺ご利益ガイド
- 茨城県の歴史
- 茨城県の歴史散歩
- Guide of Tsukuba(1988)
- プレステン,No.82,8/17,1996.
- 茨城県の山
- Illustrated Festivals of Japan
- 岡村安久:雨引観音,筑波書林,1984.
- 雨引観音パンフレット(楽法寺にて販売).
- 参考資料:
- 柴灯護摩法要(マダラ鬼神祭)の祭事次第(「岡村安久著:雨引観音」による)
- マダラ鬼神の行列(総勢200名近く)がセンター雨引を出発、
- 御供所正面の柴灯護摩壇に至る。
- 大導師による柴灯護摩法要。
- 三礼 法螺 奏楽
- 酒浄 オンアギャノウエイケイエイキソワカ
- 本尊召請
- 四摂 ジャク ウン バン コク
- 拍掌
- 火天呪 オンアギャノウエイソワカ 百遍
- 九字
- 点火
- 願文奉読
- 読経 普門品、心経
- 加持投木
- 扇火 オンボクジンバラウン
- 大小杓
- 剣印 破魔矢撥矢
- 旋転念球
- 本尊真言 慈救呪 百八遍
- 祈念 着床
- 撥道
- 三礼 法螺 奏楽
- 鬼踊り
- 参考資料:「雨引山楽法寺」ページによる年中行事一覧
- 1月1日(0:00-17:00 毎時丁度):元朝大護摩供養
- 1月2〜3日(9:00-17:00 毎時丁度):正月大護摩供養
- 4月5〜20日:桜祭
- 5月1〜10日:つつじ祭
- 6月10日〜7月20日:あじさい祭
- 8月12日(11:00-):大施餓鬼供養
- 8月13日(11:00-):万霊総供養
- 10月10日(11:00-):大般若転読法要
- 11月中:七五三祈願祭
- 11月3日(10:30-):マダラ鬼神祭
- 11月10〜20日:紅葉祭
- 11月23日(11:00-):お焚き上げ
- 12月31日:除夜大祭
- (「雨引観音パンフレット」の記載も、マダラ鬼神祭、大般若転読法要以外は全く同じ)
- 参考資料:「岡村安久著:雨引観音」による年中行事一覧(古い可能性あり)
- 1月1日:初詣
- 1月17日:初観音
- 節分会
- 2月初午:壺臘(津保呂)稲荷祭
- 3月彼岸中日:春彼岸中日法要
- 4月第1日曜:マダラ鬼神祭
- 4月10〜18日:桜祭
- 5月8日:釈尊誕生会
- 5月1〜10日:つつじ祭
- 7月17日:御縁日
- 8月15日:大施餓鬼
- 9月彼岸中日:秋彼岸中日法要
- 10月17日:御縁日
- 11月7〜21日:紅葉祭
- 11月17日:御縁日
- 12月31日:除夜大会
- 編集担当者:
高橋 takahashi@tradevents.org
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