提灯竿もみ

場所：

栃木県　野木町　野木　野木神社

野木町の最南で旧４号が県境を越えたあたり。むしろ古河市街の北端と言える位置。

問合先：

• 0280-57-4153 野木町観光協会

写真説明：

２０００年の提灯竿もみ。もまれている提灯は１０本ほどだが、すぐ後ろに替えの提灯が大量に並べられているのが見える。小学生による行事なので、激しく揉まれるのは１９時より２０時頃まで。

年中行事：

• １２月３日 18:00-21:00 ：提灯竿もみ

紹介：

古河市の提灯竿もみは有名だが、北隣の栃木県野木町にも提灯もみが残っている。起源は同じで８００年の歴史がある。かつては相当荒れる行事であったが、現在は子供・若者のみで行われる。

参考文献：

• 合田一道：日本の奇祭，青弓社，（１９９６，２００６年復刊）．
  • １２月３日１８時頃、と記載。かつての様子など数ページにわたり詳細に紹介されている。
• ささ日本百名祭へ−関東版−（１２月３日）

参考ページ：

• 栃木観光情報 URL:http://www.bekkoame.ne.jp/~noboshi/tkj/ （１２月３日）

開催履歴：

• ２０００年１２月３日（日）
  • １７時〜２１時：野木神社奉納神楽（五行の舞、蟇目、釣りの舞、天狐白狐、稲荷、岩戸開き、山ノ神、など）
  • １９時〜２１時：提灯もみ（小学生による）
  • ２１時に参道入り口の御仮屋から神輿が還御
  • 提灯は高さ５メートルほどが２００本ほど用意され、子供達が各々一人で持ってぶつけ合う。
  • 露店は２５軒ほど。他に各氏子町がブースを設け焚き火などをしている。

註：

茨城県の行事ではないが、古河と密接な関係のある土地なので、特に取り上げた。

高橋メモ：

奉納神楽は、茨城県西部のものとほぼ同じ。ただし相当な早調子。提灯祭のほか、４月第２日曜の春季例祭でも奉納される。

茨城県西部の太々神楽については、以下も参照。

• 下妻市大宝八幡宮の十二座神楽

編集担当者：

高橋 takahashi@tradevents.org

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